調査、発掘、分析を一貫して行う数少ない民間企業です。
玉川文化財研究所は主に神奈川県を中心として埋蔵文化財の発掘調査、出土品整理・報告書作成を専門に行う民間企業です。
研究機関的な性格により開発事業や道路整備事業などに関連した事前調査の分析を行い、発見された遺跡の発掘調査から出土品の整理、報告書作成を速やかに行うことで、お客様の事業進行につなげます。
埋蔵文化財の発掘調査に携わる民間調査機関は全国に多数ありますが、当社のように発掘調査、出土品整理・報告書作成を専門に行う企業は数少ないのが現状です。また埋蔵文化財の理解度、解析度の高い主任研究員を多数抱えており、設立以来大変多くの調査実績を重ね、お客様との信頼関係を築かせていただき今日に至ります。
埋蔵文化財の保護と活用の意義
当社は昭和55年の設立から神奈川県を中心に旧石器時代から近代遺構まで実に幅広い年代の遺跡発掘調査に携わってまいりました。その中には全国的にみても珍しい遺構や文化的・歴史的発見を目の当たりにすることもありました。
今日の日本文化の礎となってきた貴重な遺跡や出土品は、当時の生活の知恵や文化的な発展、大陸からの新しい技術の伝播などさまざまな情報をもたらしてくれます。
考古学に携わる一員としてこれらの貴重な文化財が未来永劫適切に保存され、過去の人々の暮らしや文化を地域住民の皆さまへ伝えることも私たちの大切な責務だと考えております。
定期的に開催される考古学系発表会や地域住民の皆さまを招いての遺跡見学会の開催などを通じて、私たちだからできること、伝えられることを積極的に行うことで、文化財の大切さや貴重さなどを知っていただきたいと思っております。
